大名行列はトイレ同伴!
時代劇でよく見る大名行列。
なかには数キロに及ぶものもあったそうな。
さて、宿場町から遠く離れたところで、
お殿様が生理現象をもよおしたら?
ご案じ召さるな!
大名行列のなかには、ナント殿様専用の
“移動式トイレ駕籠”が随行しているのですよ。
お殿さまがガマンができなくなると、
近習の者に合図をします。
そうすると、あの宇宙船のドッキングのように
“移動式トイレ駕籠”が、近付いてきて、
お殿さまの駕籠にピタリと横付けします。
おなじスピードになれば、この二つの駕籠は“合体”して、
ひとつの駕籠も同然。
そこで宇宙飛行士、イヤ、お殿さまはスダレを上げて移動します。
時代劇の大名行列のシーンで、お殿さまの駕籠のほかに、
もうひとつほかの駕籠が映っていたら、
優れた時代考証の作品といえるでしょう。
因みに『下にぃ~、下にぃ~』という掛け声が許されたのは、
尾張、紀伊、水戸の御三家と徳川親藩の大名のみで、
そのほかの大名は『片寄れぇ、片寄れぇ』だったそうです。
2014-03-02 20:46
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